産後に「何もしない」が危険な理由|骨盤底・腹圧・姿勢を“戻す順番”がある(戸田市)
1. まず大前提。産後は「休む」が最優先。ただし“ゼロ”が長いと崩れが固定化する
産後は、休むことが最優先です。
睡眠不足、授乳、抱っこ、ホルモン変化。
体も心も回復にエネルギーを使う時期なので、「運動しなきゃ」と焦る必要はありません。
ただ、ここで一つだけ知っておいてほしいことがあります。
産後に“何もしない”期間が長くなると、体の崩れが「一時的な乱れ」から「クセ」へ変わりやすいということです。
たとえば、抱っこで前かがみになる姿勢。
眠りが浅く呼吸が浅くなる状態。
体幹が抜けて腰で支える立ち方。
これが日常のメインになると、反り腰や猫背が固定化し、腰痛や肩こり、尿もれなどの不調につながることがあります。
ここで大切なのは「筋トレ」ではありません。
産後の体に必要なのは、負荷をかけて追い込むことではなく、
“戻す順番”に沿って、呼吸と体幹の連携を再起動することです。
そのための考え方を、分かりやすくまとめます。
2. 産後に起きやすい3つの変化|骨盤底・腹直筋離開・呼吸の浅さ
産後の体は、見た目以上に大きく変化しています。
とくに影響が大きいのが、次の3つです。
① 骨盤底のゆるみ・疲労。
骨盤底は、内臓を支える“ハンモック”のような役割です。
妊娠〜出産で負担がかかりやすく、産後は「支える力」が一時的に落ちやすいです。
その状態で腹圧が乱れると、尿もれや違和感が出やすくなります。
② 腹直筋離開(お腹の中央ラインがゆるむ)。
産後のお腹が戻りにくい背景としてよく出てくるのが腹直筋離開です。
ここで重要なのは、強い腹筋運動で“無理に閉じようとしない”ことです。
先に呼吸と腹圧を整え、内側から支える感覚を取り戻す方が安全です。
③ 呼吸が浅くなる。
産後は睡眠不足やストレス、抱っこ姿勢で胸が固まりやすく、呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅いと、腹圧が作れず体幹が抜けやすくなります。
すると、腰で支える→反り腰→腰痛、というループが起きやすくなります。
この3つはそれぞれ別の問題に見えますが、実際はつながっています。
だから、産後ケアは“全体をつなげて戻す”視点が大切です。
3. 「何もしない」が危険になる理由|反り腰・猫背・尿もれ・腰痛の連鎖
産後に「何もしない」が危険と言っても、走ったり筋トレをしたりする話ではありません。
危険なのは、崩れた姿勢・崩れた呼吸・崩れた腹圧のまま、“日常だけ”で体を使い続けることです。
たとえば抱っこ。
抱っこは前に重さがくるので、腰が反りやすいです。
ここで胸を張って耐えると肋骨が前に出て、腹圧が抜けやすくなります。
結果として下腹が前に逃げ、反り腰が強くなり、腰痛が出やすくなります。
たとえば授乳。
うつむき姿勢が続くと胸郭が固まり、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い→腹圧が入らない→体幹が抜ける→肩と首で支える、という連鎖が起きやすいです。
肩こりや頭痛が強くなる方もいます。
たとえば家事。
前かがみで作業する時間が長いと、猫背が固定化しやすいです。
猫背のまま“胸を張って戻す”と、今度は肋骨が開き反り腰が出ます。
結果として、お腹は薄くならず、腰だけ疲れる…という状態になりがちです。
そして骨盤底。
腹圧が乱れた状態で咳やくしゃみ、階段、抱っこを繰り返すと、骨盤底に負担がかかりやすいです。
尿もれが気になる方は「骨盤底だけ頑張る」より、呼吸と腹圧の連携を先に整える方がうまくいきやすいです。
つまり、“何もしない”は「体を休める」のではなく、
「崩れたままの使い方を反復する」状態になってしまうことがある。
これが、危険と言われる理由です。
4. 戻す順番がある|呼吸→腹圧→骨盤底→股関節→全身
産後ケアでいちばん大事なのは、戻す順番です。
いきなり腹筋を鍛える。
いきなりランニングを再開する。
いきなり強いプランクをする。
こうした“強度先行”は、回復途中の体には負担になりやすいです。
おすすめの順番はシンプルです。
① 呼吸を戻す。
息を吐いたときに、肋骨が落ち着く。
肩や首がすくまず、胸だけで頑張らない。
これが第一歩です。
② 腹圧を戻す。
お腹をへこませ続けるのではなく、
“前・横・後ろが同じくらい支える”感覚を作ります。
腰が反りすぎない、下腹が前に逃げない状態が目標です。
③ 骨盤底と連携させる。
骨盤底は単体で締めるより、呼吸と一緒に働かせるほうが安全です。
吐くときに下から支えが入る。
吸うときにふわっと戻る。
このリズムが作れると、日常で崩れにくくなります。
④ 股関節を戻す。
産後は太もも前や腰で支えがちです。
股関節が使えると、抱っこや階段、歩行がラクになります。
⑤ 全身の動きへつなげる。
最後に、スクワットや軽い有酸素、趣味の運動へつなげます。
この順番だと、戻りが早く、ケガや不調も出にくいです。
“戻す順番”を守るだけで、産後の体は驚くほどラクになります。
5. 自宅でできる“最小セット”|1日3分の産後リスタート
ここからは、忙しい産後でもできる「最小セット」です。
目標は“鍛える”ではなく、“戻す”です。
ステップ1:吐く練習(60秒)。
仰向けで膝を立て、鼻から吸って口から細く長く吐きます。
吐くほどに肋骨が落ち着き、腰の反りが少し落ちる感覚を探します。
お腹を強くへこませて固めないことがポイントです。
ステップ2:骨盤を真ん中へ(60秒)。
骨盤を前後に小さく揺らして“真ん中”を探します。
反りすぎない、潰しすぎない位置を見つけます。
吐く息で真ん中へ戻りやすいポイントが正解に近いです。
ステップ3:腹圧を保ったまま脚を動かす(60秒)。
片脚ずつ、膝を少し持ち上げて戻します。
腰が反る、肋骨が前に出る、下腹が盛り上がる場合は、動きを小さくします。
これを毎日3分。
まずは1週間だけでOKです。
体が軽くなる、腰がラクになる、呼吸が深くなる、という変化が出る方が多いです。
ただし、痛みが強い場合や出血・体調不良がある場合は無理せず医療機関の指示を優先してください。
6. マシン×マンツーマンが安心な理由|その日の体調に合わせて安全に進める
産後は日によってコンディションが違います。
眠れていない日。
抱っこが多い日。
不調が出やすい日。
その揺らぎを前提にできるのが、マンツーマンの良さです。
当スタジオは完全個室のマンツーマンで、1予約1名のみ。
人目を気にせず、体の違和感や不安をその場で相談できます。
また、全マシン完備(リフォーマー/キャデラック/ラダーバレル/スパインコレクター/チェア/マット)。
マシンのスプリングと軌道ガイドがあると、
“頑張りすぎずに”正しい位置へ入りやすく、産後の体にも安全です。
通常レッスンはレッスン50分に対し予約枠60分。
体験はレッスン40分に対し予約枠60分。
余白時間で、呼吸や腹圧の練習、日常姿勢のコツ、子連れでの生活に合わせたミニケアまで確認できます。
産後は「やる気」より「順番」。
そして「継続」より「安全」。
まずは体験で、今の体の状態と、戻すための最短ルートを一緒に整理しましょう。
まとめ
産後は休むことが最優先です。
ただし“何もしない”が長いと、骨盤底・腹圧・姿勢の崩れが固定化しやすく、腰痛や尿もれ、疲れやすさにつながることがあります。
大切なのは筋トレではなく、戻す順番。
呼吸→腹圧→骨盤底→股関節→全身、の流れで再起動すると、安全に、戻りやすくなります。
当スタジオは完全個室マンツーマン(1予約1名)で、全マシン完備。
通常はレッスン50分/予約枠60分、体験はレッスン40分/予約枠60分。
産後の不安がある方ほど、無理のない順番で一緒に整えていきましょう。
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