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40代からのマシンピラティス

疲れにくい体を作る週1ルーティン

TRUE FORM PILATES STUDIO
ピラティスコラム

40代からのマシンピラティス|疲れにくい体を作る週1ルーティン(戸田・戸田公園・戸田駅・戸田公園駅)

1. 40代で「疲れやすい」が増える理由

30代までは一晩寝ればリセットできていたのに、40代に入ると「常にどこか重い」「週末に疲れを持ち越す」と感じる方が増えます。理由はいくつかあります。

・仕事や家事の姿勢が固定されやすく、同じ場所に負担が集中する。
・筋力の低下より先に「関節の動きの偏り」が進む。
・睡眠や休息の質が落ち、回復のスピードがゆるやかになる。
・運動を再開したくても、若い頃と同じやり方をすると関節が悲鳴をあげる。

つまり「体が衰えたから疲れている」というより、偏った使い方のまま年数を重ねてきた結果、余裕がなくなっている状態です。ここに、いきなり強い筋トレや長時間の有酸素運動を足しても、かえって肩や腰が悲鳴をあげることもあります。

マシンピラティスは、この“偏り”をほどきながら体幹と姿勢を整え、「動くほどラクになる」状態を目指します。

2. 疲れにくい体とは?3つのチェックポイント

「疲れにくい体」と聞くと、筋力や持久力をイメージしがちですが、その前に確認したいポイントが3つあります。

・呼吸が浅くなっていないか(胸だけで息をしていないか)。
・姿勢が保てず、座り姿勢や立ち姿勢ですぐに崩れないか。
・歩く・階段を上る・しゃがむといった日常動作で、どこか一箇所だけが頑張っていないか。

これらはすべて「体幹」と関係していますが、腹筋をガマンして鍛えればいいわけではありません。肋骨や骨盤、股関節・肩甲帯などが滑らかに連動して初めて、体幹は自然と働きます。40代からは、“鍛える前に、通り道を作る”ことが最優先です。

ここでマシンピラティスの出番です。スプリングの反力や支点を利用して、関節が「通るべき軌道」に沿って動くようガイドすることで、無理なく正しい動きを取り戻していきます。

3. マシンピラティスでできること|6つのツールの役割

TRUE FORMでは、次の6つのツールを組み合わせて使います。
リフォーマー/キャデラック/ラダーバレル/スパインコレクター/チェア/マットです。

・リフォーマー:スプリングとスライドするキャリッジで、体幹と四肢の連動を学ぶマシン。体幹を安定させたまま脚や腕を動かす練習に向いています。
・キャデラック:バーやトラピーズを使い、支持を増やしながら可動域を安全に広げるマシン。硬くなった肩まわり・背中・股関節を「ほどく」のに最適です。
・チェア:小さな台とペダルで構成され、上下・前後への出力方向をはっきりさせるマシン。階段や坂道で脚が重くなる方にも効果的です。
・ラダーバレル:丸みのあるバレルに背中を預けることで、猫背で固まった胸椎や前ももの張りをやさしく開放します。
・スパインコレクター:背骨のカーブにフィットする形状で、肋骨まわりの呼吸や背骨のしなりを細かく整えるツール。呼吸が浅い方の“スタート地点”としてよく使います。
・マット:最後に自重トレーニングとして行い、「自分だけでもできる動き」に落とし込む場所です。

週1ルーティンでは、毎回すべてを均等に行う必要はありません。
・今日は肩こり寄りに整える回。
・今日は腰の重さと股関節を優先する回。
といったように、その日の状態と長期的なゴールを見ながら、マシンの組み合わせを変えていきます。

4. 週1ルーティンの基本設計|60分の使い方

当スタジオはレッスン50分に対し、予約枠を60分確保しています。
この中で「評価 → 処方 → 再評価」のサイクルを1回のレッスンで何度か回していきます。

・導入(約5分)
その日の姿勢・呼吸・簡単な動き(前屈・肩の上げ下げなど)をチェック。
「今日は肩がつまる」「腰が重い」など、主なテーマを1〜2個に絞ります。

・メイン(約35〜40分)
・スパインコレクターやラダーバレルで胸椎と肋骨を開いて呼吸の質を上げる。
・リフォーマーで体幹を安定させつつ脚を動かし、腰だけが頑張らない軌道を作る。
・キャデラックやチェアで、日常動作に近い負荷をかけつつ、肩や股関節の“通り道”を強化。

・クロージング(約5分)
レッスン前と同じ動きをもう一度行い、変化を一緒に確認します。
そのうえで「次回までに行う1分ドリル」を1〜2個だけ提案します。
・朝の支度の前に、壁を使った呼吸ドリル。
・夜、歯みがきの前後にできる股関節のゆるめ動作。
のように、生活の“すき間”にはめ込める内容を選ぶのがポイントです。

「たくさん覚える」のではなく、“今の自分に効いたものを1〜2個だけ持ち帰る”。これが週1ルーティンを続けるコツです。

5. 具体的メニュー例|初回〜3か月のイメージ

<初回〜1か月目:疲れの「出口」を作る時期>

・スパインコレクターで肋骨を横方向に広げる呼吸練習。
・ラダーバレルで前ももと胸の張りをゆるめ、猫背・反り腰をリセット。
・リフォーマーで「骨盤を安定させたまま脚を動かす」感覚を学習。
・マットで四つ這いの手押しや、仰向けの骨盤コントロールを確認。

この時期は「終わったあとに少し軽い」「よく眠れた」といった感覚の変化が狙いです。強度よりも、“詰まっていた場所に呼吸と血流を通す”イメージを優先します。

<2か月目:体幹と四肢の連動を強化する時期>

・リフォーマーのスプリングを少しずつ調整し、「体幹を保ったまま脚の軌道をコントロール」する練習を増やしていきます。
・キャデラックで支持を増やし、肩甲帯と股関節の動きをリンクさせる。
・チェアで、階段の上り下りに近い動きや、片脚立ちの安定を練習。

ここまでくると、
・長時間のデスクワークでも、以前ほど肩がガチガチにならない。
・夕方のだるさが少しマイルドになってきた。
といった“日常のしんどさの軽減”が見え始めます。

<3か月目〜:疲れにくい体をキープする時期>

・苦手なパターン(例:右肩だけ前に出る、左足にばかり体重が乗るなど)を整理し、ピンポイントで修正する回を作る。
・日によって「今日は肩メイン」「今日は腰まわりメイン」とテーマを決めつつ、体幹の安定は毎回少しずつ触れておく。
・マットワークの割合を増やし、自分だけでもできるレパートリーを増やしていく。

週1回を3か月続けるころには、
・「疲れるけれど、回復しやすくなった」
・「休日にやりたいことができるようになった」
という声をいただくことが多いです。
そこから先は、月によってペースを変えながら“メンテナンス+たまに強化”というリズムに切り替える方もいます。

6. 続かない原因と、そのリカバリー方法

週1ルーティンが途切れてしまう理由は、意外とシンプルです。

・完璧を目指しすぎて「行けない週=失敗」と感じてしまう。
・自宅でのセルフケアを欲張りすぎて、結局やらなくなる。
・「何のために通っているか」がぼやけてくる。

そこでTRUE FORMでは、次のような考え方をおすすめしています。

・月4回を目標にしつつ、「最低2回行ければOK」とゆるく設定する。
・自宅ドリルは“1分×1つ”に絞る(多くても2つまで)。
・毎回のレッスンで「今日の気づき」と「来週までにやること」を、一文で言えるようにしておく。

忙しい週が続いたら、
・無理に強度を上げず、「整える回」に切り替える。
・睡眠の質を上げる目的で、呼吸と胸郭メインのメニューにする。
など、“出力よりも回復を優先する選択肢”を持っておくと、長く続けやすくなります。

7. Q&A

Q. 週1回だけでも本当に変化は出ますか?

・「毎日ハードに動く」のではなく、「週1回、正しい軌道でリセットする」ことが目的です。評価→処方→再評価のサイクルを丁寧に回せば、週1でも十分に変化を感じられます。

Q. 運動が苦手でも大丈夫でしょうか?

・マシンが動きをガイドしてくれるので、「どこをどう動かせばいいか分からない」という方ほど相性が良いです。強度も、その日の体調に合わせて細かく調整します。

Q. 肩こりと腰の重さ、どちらも気になります。

・どちらも一度にゼロにしようとすると難しいので、まずは「今日は肩寄り」「今日は腰寄り」とテーマを分けながら、共通する体幹の土台は毎回しっかり整えていきます。

まとめ

40代からの疲れやすさは、「年齢だから仕方ない」だけではありません。同じ姿勢・同じ動きの繰り返しで偏ってしまった体を、マシンピラティスで少しずつ“ニュートラル”に戻していくことで、疲れにくさは取り戻していけます。

リフォーマー・キャデラック・ラダーバレル・スパインコレクター・チェア・マット。それぞれのマシンには役割があり、週1回でも、その時々の状態に合わせて組み合わせることで、体幹・姿勢・呼吸をまとめてケアすることができます。

当スタジオはレッスン50分に対し、予約枠を60分確保しています。 忙しい40代の生活リズムの中でも、無理なく続けやすいペースで、「疲れにくい体」を一緒に作っていきましょう。戸田・戸田公園・戸田駅・戸田公園駅からのアクセスも良好です。まずは週1回の体験から、現在地を確認してみませんか。

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